SAWARAのYAWARA感。
というわけで佐原の町並みを観に行ってきました。
「佐原市」という自治体が存在すると思っていた(実際は香取市佐原)、佐倉市や成田市辺りだと思っていたら全然もっと遠かったなどなど、自分の頭よわよわエピソードの蓄積には事欠かないおでかけでした。
恐らくガイドマップで一番見る機会が多いであろう区画。
町並みがウリになっている観光地あるあるだと思うんですけど、本当に一瞬で通り過ぎてしまうくらいの短い区間しかなくて、正直ｽｰﾝとなりました。
ちなみに一番有名なアングルなだけあって観光客もここが一番多かったんですけど、見ていただいてわかる通りスッカスカです。
土曜日の昼間でこれです。
どんなに良い観光地でも人が多いだけで評価マイナス1億点、逆に人が少ないだけでプラス30点くらいのバイアスがかかっている私としては、それに関しては凄く良かったです。
一方、先ほどの有名区間とは逆方向のこちらはさらに人が少なく、かつ歴史的な町並みがある程度の長さにわたって続いているので穴場でした。
これも観光地あるあるだと思うんですけど、その観光地において一番有名で人が多いスポットから少し離れるだけで、負けず劣らず良いスポットがスカスカで空いていたりしますよね。
陰キャなのでそういうところを探すプロを自称しています、というか今からすることにします。
全体的な満足度は55点くらいでしたが、季節的に柳の葉が全て死滅していて、なおかつこれ以上ないほどの曇天でこの満足度ですから、しかるべきタイミングで訪れればもっともっと楽しめるのは間違いないと思います。
晴天補正で+20点、夏補正で+20点くらいは簡単に上乗せされますからね。
写真で見返して改めて「クッッッッソ天気悪いな！！！ よくこれで楽しめたな！」と思うレベルで微妙なコンディションでした。
南関東でこういう歴史的な町並みを観光資源にしているところといえば真っ先に川越が挙げられると思いますが、正直今の川越は人が多すぎて行くハードルが高いので、こちらの佐原が観光地として存続できる程度の細く長い盛り上がりをこれからも続けていってほしいなと勝手ながら思います。
川越や妻籠宿のように半日くらい余裕で遊べるようなところではないので「遠方からもぜひ訪れてみてください！ オススメです！」とは言えませんが、町並み自体は非常に良いので、お近くにお住まいの方は一度足を運んでみても損はしないと思いますよ。
