良さみに溢れるモンスターハンターライズ体験版
今月の頭から約1ヶ月限定で配信されているモンスターハンターライズの体験版をぼちぼち遊んで楽しんでいます。
MHP3rdの和風な世界観が大好きだったので、タイトルメニュー画面のムービーだけでも正直かなり楽しめました。
昔からランスガンランスが好きなのでまずはその2武器種を試してみましたが、技数やコンボが大幅に増えていてめちゃんこ楽しいですね! その分覚えることもたくさんありますが!
特にガンランスは派手な大技が増えていて楽しいです。
竜撃砲、フルバースト、竜杭砲、ヘイルカッターと出したい技が多すぎて、モンスターのダウン中にどれを出すかついつい悩んでしまうくらい、今作もガンランスは浪漫溢れるイケメンかっこいい武器で安心しました。
ランスもアンカーレイジや溜め薙ぎ払い、キャンセル突きなど、使い勝手が良い強力な技が多数追加されていて、ガンス同様にかなりの強さを感じました。
新作が出るたびに「ランスとか“突く”以外の技が無いんだから強化のしようがないだろ……」と思うのですが、毎回なんだかんだでその基本的な“突く”ことが強化されていて、わかりやすく強化を貰っているなぁーと思います。
あとはやっぱりランスもただただカッコイイですね。
武器を構えている時も背中に担いでいる時も、鋭く伸びるスマートなシルエットがかっこよすぎて、見ているだけでテンションが上がります。
クロス未プレイなので、タマちゃんことタマミツネもお初にお目にかかりました。
3回目くらいでようやく20分を切れましたが、フルバーストや竜撃砲に繋げられるコンボがまだあやふやということもありほぼ突き専でこれなので、それらの大技を適切に撃つことができればまだあと数分は縮むんじゃないかなと思っています。
とはいえ、つよつよプレイヤーの方々はこれより平気で10分以上速いタイムを出しているので流石ですね、5分針とか一生出せる気がしません。
それにしても、以前と比べてグラフィックが良くなったせいか、モンスターの攻撃の当たり判定がちゃんと「見たまんま」になっていることに感心しました。
レイアのサマーソルトとか昔はやたら横に判定が広くてなおかつホーミングも強力だったせいでなかなか回避しづらかった記憶がありますが、今作では少し横に動くだけで全く当たらなくなっているので、嬉しい反面、少し寂しさもありますね、と書こうとしましたが、昔の大雑把な当たり判定は多くの場合ただのストレスだったので、ただただ嬉しい限りです。(とはいえレイアの一世一代の大技がただのバク宙になっているのを見るのはやっぱり少し悲しい)
また、モンスターの挙動もさらに「生き物」っぽくなっていて感動しました。
以前は同じエリアにモンスターが2体いると、デカイ体をしたモンスター共がひ弱なハンターを寄ってたかってイジメていたのに、今作ではモンスター同士がバチバチに殴り合っているのを見て、より“狩猟者”としての没入感を得られるようになったと思います。
だからこそ、剥ぎ取り時のノリが軽い(ボイスタイプもある)ところがちょっと公式との解釈違いでなんかアレみたいなところがあったりなかったり。
まあ全てのボイスタイプがそういう感じではなく、全然違うタイプもあるっぽいので、製品版でキャラクリする時はその辺も考慮すればいいだけの話なんですけどね。
そして今作は何といってもマップの広さが凄い!
モンスターを追っかけて地面を走っているだけだとなかなかわかりませんが、今作は特に垂直方向へのマップの作り込みがエグいので、「登れるところまで登ってみよ→あれっ? この尾根を伝っていけばもしかしてあのエリアに繋がってんのか? →うわこっちにも脇道がある→(数分後)どこだここwww」という感じで簡単に迷子になれます。
体験版で遊べる「大社跡」ですらまだまだクエストの度に新しい道が見つかるので、全マップを完璧に把握するだけで100時間くらいかかるんじゃないですかねこれ。
しかしながらただ広いだけではなく、和風で雅な雰囲気や空気感の表現も素晴らしい出来だと思います。
木々の間から聞こえてくる蝉の鳴き声で、私は、私は……。(伝われこの言葉にならない想い)