現在世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスが、まだ今ほど騒がれていなくて、ティッシュやトイレットペーパーが問題なく買える頃、そしてマスクも何とか買えていた時代、そんな古き良き時代に友人たちと大阪兵庫旅行に行ってきていました。
今回はその旅行の記録です。
まず最初に行ったのは万博記念公園内にある太陽の塔。
一般的に知られている表側の顔だけでなく、裏側にも黒い太陽の顔があるのは今回実際に行ってみて初めて知りました。
そして写真では分かりづらいのですが、生で見るとめちゃくちゃデカかったです。
太陽の塔の中の展示も見ることができましたが、芸術とかよく分からない私でもその凄さに感動しました。
高名な芸術家である岡本太郎さんの代表作である太陽の塔ですが、やはり凄い人が作った凄いものは素人でも何かを感じ取ることができるんだなぁと感じました。
正直訪れる前は「変な顔が付いた塔」くらいにしか思っていなかったのですが、とんでもない、中の展示も含めて美術館と博物館を同時に見たかのような充足感がありました。
まだ行ったことのない方は、大阪に訪れた時にぜひ行くべきスポットだと思います。
続いては世界遺産、姫路城。
去年の正月にも訪れたのですが、その時は翌日に酷いインフルエンザに罹り人生で初めて死ぬかもしれないと思ったくらい辛かったという因縁の地でもあります。
去年はインフルエンザを貰ってしまったので、今年は新型コロナを貰って帰らないようにと正直ここ数年で一番マスク着用や手洗いに気合いを入れました。
それにしてもその新型コロナウイルスの影響か、本当に人が少なくてビックリしました。
この時はまだ政府の休校要請等も発布されていなかったのですが、そうやって誰かに言われてなくてもみんなちゃんと家にいるんだなと感心しました。
おかげさまでスカスカの姫路城を見ることができたのでラッキーでした。
続いては神戸まで戻ってポートアイランド北公園へ。
真っ赤な神戸大橋を間近で見られるだけではなく、対岸の神戸の街並みを一望することができて、隠れた良スポットなのではと思いました。
夜景も綺麗そうですね。
この日の晩に飲んだ灘の日本酒。
口当たりも優しくて飲みやすく、大変美味しゅうございました。
最終日はまず梅田スカイビルへ。
この日は大阪周遊パスというフリーきっぷを使って動いていたので、確か屋上の展望デッキには無料で入れたのではないかと記憶しております。
屋上の展望デッキはやや天気が怪しい方角はあったものの、気持ちよく晴れている方角もあり、高さを最大限活かした展望の良さでなかなか良いところでした。
梅田駅前を再開発している光景も上から眺めることができたので、また数年後に来た時はどうなっているのかが姿が楽しみです。
最後は新世界、そして通天閣へ。
大昔(10年以上前)に来た時は人混みのヤバさと良くも悪くもディープな大阪感が記憶に残っているのですが、ここも新型コロナの影響かスカスカでした。
基本的に人がいないところが好きな私ですが、新世界って半分その人混みを楽しむところだと思っているので、こればかりは少し寂しかったですね。
通天閣からの眺め。
こいつらいっつも高い所上ってるな。
梅田やなんばの高層ビル群も迫力があったのですが、やはりあべのハルカスの異次元感はまさに別次元でした。
高いタワーの展望台から眺めているのに、そこからさらに見上げるようにして見ていましたからね。
調べてみたら通天閣が高さ108メートル、先ほど訪れた梅田スカイビルが高さ173メートルに対し、あべのハルカスはなんと高さ300メートル!
通天閣の約3倍、梅田スカイビルの2倍弱とかもはやわけがわかりませんな。