中部地方ローカルのスーパーマーケット、バロー。さくっちゃんとひまっちゃんの通学路上に存在することでゆるゆりファンにはお馴染みのスーパーです。
今回はそんなバローのプライベートブランドビール「麦彩(むぎいろ)」シリーズの飲み比べを行っていきたいと思います。半分自分用メモです。ただでさえ馬鹿舌なのに、その上飲み比べる前にワイン1.5本開けてべろんべろんになっている状態でのレビューなのでアテにしないでください。ていうか基本的におさけぶろぐなんて見るものじゃないです。気になったら自分で飲んで確かめろ！！！
まずは赤いやつ。アルコール度数がこれだけ6%なので最近流行りのいわゆるストロング系というやつなのかもしれません。ていうかモロにスピリッツの匂いがするのでそうだと思います。
ビールの醍醐味である麦やホップの香りはありませんし、味もビールっぽさはあんまりないですねぇ。ビールっぽさがないのでビールが苦手な人は飲みやすいかもしれませんが、それなら別のお酒を飲めばいいだけの話。決して不味くはないんですけど、ビールが飲みたい時にこれを飲みたいかと言われると微妙……。総じて「微妙」という評価。
続いて白いやつ。ホワイトビールという種類のビールを模しているらしいですが、元ネタを飲んだことがないのでよく分かりません。企画倒れにも程がありますね。
元ネタを飲んだことない前提で話すと、物凄くフルーティーでオレンジの風味があり、のどごしも良くて割と美味しいです。ホワイトビールガチ勢からしたらこんなのニセモノだ！ と批判されるのかもしれませんが、馬鹿舌的には「これがホワイトってやつなのかぁ特徴的でいいねこれ！」って感じです。たくさん飲む日はアクセントを付けるために1本くらいこれにしようかなってくらいには良い出来だと思います。
最後に黒いやつ。もちろん元ネタはブラックビール。
結論から言うと、個人的にはこれが一番好きです。ブラックビールの甘さやカラメルっぽさを「ほらブラックビールってこんな感じだろ？」と雑にコピーしたような感じの風味ですが、ブラックビール好きとしては全然アリですね。キツいカラメルの香りにクッソ甘いブラックビール“っぽさ”が全面に出てて「そうそうブラックビールってこんな感じｗｗｗ」ってなります。こういうのでいいんだよこういうので。
総評としては、ブラック(黒)＞ホワイト(白)＞ストロング(赤)の順に好きでした。何よりこれ全部1本90円くらいなのでコスパめっちゃいいです。ストロングだけはあと30円くらい出して金麦とか買った方が幸せになれると思いますが、ブラックとホワイトはスーパーやコンビニではなかなか売っていない種類のビールですし、バローでビールを買う時の選択肢に余裕で入ってくるポテンシャルの高さでした。中部地方にお住まいの方&ゆるゆりの聖地巡礼でバローを訪れた方はぜひぜひ試してみてくだされ。
