マメモリー

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サントリーのブルーがとてもとても美味しい

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今月の上旬に新発売されたサントリー第三のビール「ブルー」がとてもとても美味しいというお話です。(ここまでタイトルを復唱しただけ)

これまでサントリー第三のビールと言えば「金麦ゴールドラガー」が個人的には大好きで常飲していたので、そのサントリーの新発売ビールとなれば当然飲んでみない手はありません。
「スッキリうまし」がキャッチコピーになっていますが、良くも悪くもスッキリとしたビールを作らない印象があるサントリー、期待と不安が入り混じった中で口にしてみたファーストインプレッションは……。

やはり全くスッキリしていません。
しかし、思っていた300倍美味しい。なんじゃこりゃ。

まずグラスに注いだ時の香りですが、ブルーの特徴の一つである「カスケードホップ」のおかげか、フルーティーとも形容できるような心地よい香りがします。
そして何より甘いです。
しかし嫌に残るような甘さではなく、心地よい香りの余韻と共にすぅっと消えていくお上品な甘さです。
総じて、非常に芳香で甘みのあるエールビールと言えると思います。

……とここまで書いて気が付きましたが、確かに「非常に芳香で甘みのあるエールビール」としては異様にスッキリしていると思います。
私はこのビールをたまたまお店で見つけたから買ってみただけで、ブルーがどのような特長を持って世に出たのかを知りませんでした。
そのため、キャッチコピーの「スッキリうまし」から勝手にラガービールのようなキレのある味わいを、「スッキリ」として想像してしまったのです。
それ故に一口目は「いやどこがスッキリやねん」と感じてしまったのですが、飲み進めるうちに、そしてブルーの特長を知っていくうちに、確かにこれはスッキリうましでした申し訳ございませんでした。

 

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というわけで翌日はサントリーのハイエンド、プレモル香るエール(以下香るエール)と飲み比べてみました。
ちなみに私は香るエールが正直好きではありません。
理由はよくわかりませんが、多分高級品の良さがわからない馬鹿舌なのと、めちゃくちゃ甘い香りに対して味の方が微妙に軽いからだと思います。(プレモル無印は嫌いじゃない)

とはいえ、エールビールライクなブルーを美味しいと感じたということは、もしかしたら味覚が変化して、香るエールも美味しいと感じるようになっているかもしれないと思ったのです。
最後に香るエールを飲んだのは2年ほど前ですから、味覚の変化が激しい私ならあり得る話でございます。
流石にプレミアムビールの500ml缶を買うと破産してしまうので、泣く泣く350ml缶を開けて飲んでみた結果は……。

うん、やっぱり好きじゃないですねこれ。
馬鹿舌の私にはブルーの方が口に合うようです。
香るエールってエールビールとしては軽い方だと思いますが、飲み比べてみて、改めてブルーは軽いというよりも「スッキリ」しているんだなと感じました。
そういう意味では、発泡酒第三のビールの弱点である「なんか弱い」というのを上手く調理した傑作だと思います。(※なんか弱い:素材の味というか、麦感というか、所謂ビール感が生ビールと比べてあまりしないというのをミジンコレベルの語彙力で頑張って表現した言葉、伝われ)

ここ最近はサッポロのゴールドスターやアサヒのザ・リッチなど、「ビール会社はもう生ビールを売るのを諦めたのか」と思うくらい美味しい第三のビールが続々と新発売されてきましたが、その中でもこのブルーは頭一つ抜けて美味しかったです。
ブルーと金麦ゴールドラガーを交互に1本ずつ開けることによって無限に飲める気がします。
このブログの更新が途絶えた時の可能性として挙げられる理由3位はネタ切れですが、その上の2位には「急性アル中で死」がランクインします。
1位はセンシティブな内容によるBANです。

 

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余談ですが、上の香るエールとブルーを並べた写真はこのような場所で撮影されています。